英語が出来ない人は、英語の才能がないわけではありません。英語の学習方法が間違っているからです。中高の6年間をかけて英語を学んだにも関わらず英語ができるようにならなかった人は多いと思います。理由は、正しい学習法ではなかったから。もしこれから英語を学び直したい場合、中高の時と同じ方法で学習し続けても、同じ様に英語が出来ずに終わることでしょう。
この記事では、6ヶ月で英会話が出来るようになる、「効率的な正しい英語学習法」を紹介します。今からでも遅くはありません。正しい学習法で英語を学び直しましょう。
この記事を書いている私の簡単なプロフィールです。
- 理系で大学、大学院卒
- 米国ニューヨーク州大手IT企業のSE
- 同社のITコンサルタント
- 米国ボストンの大手戦略ファーム経営コンサルタント
- 日系大手コンサルティング会社役員
- 独立起業(現在、東京とバンコクとで2拠点生活)
本記事でお伝えしたいポイントは次の3つです。
- これまで行ってきた間違った英語学習法のポイント
- 効率的に英語を習得する正しい英語学習法のポイント
- 正しい英語学習法の具体的な方法について紹介
6ヶ月で英語が話せるようになるためは!?
この記事を書くにあたり
先ず最初にお断りしておきたいことは、この記事では、6ヶ月で英語が話せるようになる「効率的な英語の学び方」について紹介しています。
よって、この記事内で具体的な「英語学習教材」を勧めることはしておりません。もっと言うと、巷で「オススメ」と言われているこれまでの「英語学習教材」での学習法を部分的に否定する内容となってます。
中高6年間も英語を学習したのに英語が苦手な人、同じ学習方法では一生英語は出来るようになりません。
多くの皆さんが、少なくとも中高6年間英語を学んだ経験があるのではないでしょうか。それなのに、
- 「英字新聞を読めない」
- 「英語のテレビ、映画が理解できない」
- 「ビジネス英会話ができない」
- 「英語の日常会話ですら怪しい」
という方も少なくないのでは。
英語の勉強に限らず、スポーツや音楽など、全てにおいて間違ったやり方でやっているといつまで経っても成果は出ません。
- ダイエットをしているのに全く痩せない
- ゴルフで何年経ってもスコア100前後
- 何年もギターを練習しているのに曲のコピーしかできない
- 筋トレをやっているはず身体はブヨブヨ
- 歌うのが好きでカラオケによく通っているけど歌が下手
などなど、好きなこと、やりたいことでなかなか成果が出来ない人は少なくなく有りません。成果が出来ない理由は簡単です。やり方が間違っているからです。
例えば、テニスをやるにあたり、適切なテニスコーチに教わりながら正しいテニスの練習をする人と、自己流で一人で壁打ちをしている人と、どちらにより良い成果が出るかは明白ですよね。また、テニスのコーチに習っていても上達しない人は、間違ったコーチに習っています。情や愛着を捨て、コーチを直ぐに変えましょう。
上達しないのは、あたなに才能がないからではありません。上達しないのは、正しいやり方を知らず、間違ったやり方をいつまでも繰り返しているからです。
この記事は「効率的な英語の学び方」についてご紹介するもので、記事は全て無料となっています。皆さんが6ヶ月で英語が話せるようになることを期待しています。さあ、始めましょう!
あなたのその英語、実践では全く使えません!
アメリカの一流コンサルティング会社で働く英語力
私は米国の大手経営コンサルティングファームで経営コンサルタントとしてアメリカ国内で長年仕事をしてきました。仕事も生活も勿論全て英語。経営コンサルタントですから、お会いするお客様も企業の経営陣や管理職の方々。中途半端な英語力では到底仕事になりません。仕事中の経営に関する専門的なビジネス英会話はもちろん、お客様との会食時などに政治、科学技術、芸能、スポーツなど様々な話題について英語でコミュニケーションをとらなければなりません。一般的な日本人に比べれば、英語はかなり得意な方だと思っています。
私もかつてはアルファベットから始めた普通の中学生
アメリカで仕事ができる英語力を身に付けている私ですが、英語とは全く接点のない極普通の日本の家庭で生まれ育ち、家族親戚一同全員が純日本人。英語の勉強を始めたのは中学1年生からでした。小学生の時は全く英語に触れたことがなかったので、中学入学する直前に、自宅で英語の予習をして「A、B、C、D、E、・・・」とアルファベットを覚えることから始めたことが今でも記憶に残っています。
中学3年生で英検2級取得するまでに!ただ、現実は厳しかった・・・。
中学に入学し、私は英語の勉強がどんどん楽しくなり、英語の参考書を書店で買ってきては独学で英語の勉強をどんどん進めました。私が中学生の時代は、英検5級というのがまだ無く、4級からのスタートでしたが、中学1年生で4級取得、中学2年生で3級取得、そして中学生3年生でついに英検2級を取得するまでに英語力を伸ばしていったのです。ただ、英語が得意だと天狗になっていた私の鼻がボキリとへし折られる大事件が起きてしまったのです。
留学生の登場で見事にへし折られて天狗の鼻
英語検定の各級の目安は下記の表のようになっています。
(参照:日本英語検定協会)
中学3年生で英検2級に合格していた私は、テストの上では高校卒業程度の英語力があったと評価してよい状態にありました。たかだか高校卒業程度の英語力ですが、中学生だった私には自分の英語学習の成果を誇らしく思っていたところもあったと思います。
しかし、自分の英語力が実践で使うレベルには程遠いことを思い知らされる事件が起こりました。中学3年生の時に、我が家に交換留学生が住むことになったのです。
中学3年生で英検2級を取得した私ですが、実を言うと、私はそれまで人生で一度たりとも「実物の本物の外国人」に会って英語で話したことが一度たりもありませんでした。(確か、英検2級の面接官も日本人だったと思います。)つまり、試験で点取りマシーンと化してしましたが、実践の経験はゼロの状態。
ある日、私の家の近所の高校に交換留学生が来ることになり、近隣の住人で留学生のホストファミリーを募集していました。私の家がそれに立候補したところ当選。我が家にカナダ人の留学生が住むことになったのです。
留学生が来て、私の英語が通用したのはほんの1週間程度でした。要は、挨拶や自己紹介などまで。それ以上の会話では、私の英語力では全く通用しなかったのです。
英検2級は、実際には大した英語力ではありません。ただ、前述のように日本英語検定協会の発表している基準では「海外留学レベル」のはず。では、何故、私の英語は全く通用しなかったのでしょうか?
その答えが、「効率的な英語の学び方」のヒントになります。次の項でその答えを述べますね。
テストで点が取れて、実会話で通用しない英語力とは?
まずは答えから述べます。
「英会話とは、ある話題で相手と相互に理解し合う英語によるコミュニケーションである。英単語、英熟語、英文法などの知識は、話題の相互理解を助けるための単なる道具でしかない。道具をいくら沢山保有しても、使う目的がなければ使いようがない。」
あなたが小屋を作ることを想像してみて下さい。小屋を作るためにトンカチやノコギリ(単語や熟語)を買って使い方(文法)を学んだとしましょう。ただ、もし、どんな小屋を作りたいか(どんな話題を相手に伝えたいか)分からなければ、道具を持っていて、使い方を分かっていても、使うことはできないのです。
勿論、英語のような日本語とは全く異なる言語を学ぶ場合、先ずは単語や熟語や文法の知識は必要です。ただ、それらの知識をいくら積み上げても、「相手と理解し合う話題を伝える英語力」がなけれ会話は成り立ちません。
では、そのような英語力をどのように身に付けたらよいかのか?
次ぎの章では、その具体的な英語の学習方法について述べます。その学習方法が、6ヶ月で英話が話せるようになる「効率的な英語の学び方」です。
6ヶ月で英語が話せるようになる学習法
最低限の道具(単語&文法)は必要
英語学習のコツ【その1】
最低限の英単語と英文法を覚える(中学レベルの単語と文法で十分)
既に前述したように、英語の勉強法は大切なことは、「単語力、熟語力、文法力」ではなく、「相手と理解し合う話題を伝える英語力」だと述べました。
ただ、英語に限らずあらゆる言語は、「単語と単語」を「文法という法則」で組み合わせることで成り立っています。よって、単語と文法を全く知らない状態では、相手に何も伝えられませんし、何も理解し合えません。取り敢えず、最低限の単語と文法だけは用意しましょう。
では、どの程度知ればいいか?
英語の日常会話は、1,000単語の組み合わせで会話の85%をカバー、3,000単語の組み合わせで98%をカバーできるそうです。98%カバーできるならもう殆どの会話が理解できるということですよね。
日本の中学校3年間で学ぶ英単語数は1,200単語です。先ずはこの1,200単語で十分です。これだけでも85%程度以上の日常会話が理解出来きますので凄いと思いませんか?中学校レベルの単語と文法で先ずは合格としましょう。そう考えるとハードルは低く感じますよね。
間違っても、私が中学生だった時のような「英単語暗記マシーン」「英熟語暗記マシーン」「英文法暗記マシーン」にならないようにして下さい。ここで英単語本を買ってきて3,000語を目指すような愚行は止めて下さい。英単語本だけの学習で仮に3,000語覚えても、使えない3,000語を暗記しただけです。以下で述べる学習法をやれば、使える3,000語が勝手に身に付きます。
自分が大好きな話題を英語で徹底的に理解する
英語学習のコツ【その2】
あなたが大好きな話題を英語で理解し、英語で伝えるトレーニング
前の章で述べましたが、「英会話とは、ある話題で相手と相互に理解し合う英語によるコミュニケーション」です。
日本語で考えてみて下さい。もしあなたが量子物理学に全く興味がなく、量子物理学について何も知らないとしたら、量子物理学者の日本人と日本語で話したとしても内容はチンプンカンプンですよね。量子物理学の話題で相手と相互理解をすることは不可能です。
話題が会わない相手とは、日本人同士でも相互理解はできません。実際、沈黙が多い集団ってありますよね。これが他言語同士ならなおさらです。
ここでやるべき学習法は次の3つです。
- あんたが大好きなトピックを1つだけ選ぶ
- そのトピックを英語で徹底的に理解する
- 英語で理解したそのトピックを英語で伝える練習をする
選ぶトピックは、あなたが日常的に大好きなものに限定して下さい。欲張ってはいけません。先ずは一番好きなものから始めましょう。ゴルフが好きならゴルフ。ゲームが好きならゲーム。料理が好きなら料理。筋トレが好きなら筋トレ。量子物理学が好きなら量子物理学。とにかく、あんたが日常から本当に一番大好きなトピックを一つ選びましょう。
人は興味がないものには夢中になれないものです。逆に興味があるものなら止めろと言われても止めたくない。
今はSNS等で世界中の人と簡単に繋がれる便利な時代。あなたが自分が大好きトピックを英語で理解し理解させられれば、SNS等で同じトピック好きな人たちと会話ができ、お互いに相互理解ができるのです。
そして、一番好きなトピックについておおよそ自分の意志を英語で伝えられるようになったら、二番目に好きなトピック、それができたら三番目に好きなトピックと、自分の話題の引き出しを増やして行くのです。6ヶ月後には、多くの話題で世界中の人とつながり、相互理解しあえていることでしょう。
こんな素敵なことができたら、ワクワクしますよね。
勉強の仕方ですが、「そのトピックを話題にしているインターネットのウェブサイトを読みまくる」で良いです。ネット上の無料記事で十分です。安上がり!お金をかける必要は全くありません。最初は単語が全く分からないかもしれませんが、我慢して頑張りましょう。毎日読み続けると1〜2週間程度で知らない単語は殆どなくなってきます。
単語本を買ってきて、むやみやたらと単語数を覚えるだけの「暗記マシーン」には絶対にならないようにして下さいね。全くワクワクしませんし、使える英語も身に付きません。
最新の世間の話題を英語で徹底的に理解する
英語学習のコツ【その3】
時事的な話題を英語で理解し、英語で伝えるトレーニング
このトレーニングは前述の大好きなトッピックと同時にやって下さい。ただ、こちらの方が優先順位は下がります。大好きなトピックが最優先です。とにかく、自分に関わりのある自分が好きなトピックを最優先しましょう。忙しくて時間が取れない日は、大好きなトピックだけやり、時事トピックはお休みで大丈夫。ただ、短い記事でも良いので、出来るだけネット上の記事を1日1記事だけでも読む努力を。
話題の時事ネタは、年齢、社会の状態、国によって大きく変わるので、何をトピックに選ぶか難しいところですが、できるだけ世界中の人と会話ができる内容を選んで下さい。例えば2020〜2021年なら新型コロナで全世界が悲惨な状態になりましたので、迷わず新型コロナを選ぶのがよいでしょう。
余談ですが、新型コロナのニュースは日本のメディアの日本語記事だけを読んでいるとかなりの偏向報道で真実が見えて来ません。英語ベースの記事にアクセスすると、また別の見え方ができるでしょう。
私が中学生の時、家にきたカナダ人留学生と全く話題が続かなかった大きな要因の一つは、グローバルで起こっている時事ネタを私が全く理解していなかったこと、また、日本で起こっている時事ネタを英語で説明出来なかったために、会話が全く続かなかったからです。「単語」を沢山知っていてもダメなんです。単語よりもそのトピックの内容を「英語で理解」していることが重要。単語力は後から買って付いてくる付属品です。
中学3年生でそのことに気づいたことは、その後の私の英語力の上達にとても大きく寄与しました。当時はまだインターネットがありませんでしたので、Time誌を定期行動して、「自分が好きなトピック」と「時事ネタ」の両方を必死で読み漁りました。Timeの英語は非常に難易度が高かったですが、単に単語を覚えるのではなく、自分が好きなこと、世の中で実際に起こっていることを英語で理解し、英語で相手に伝える英語力が身に付いたと思っています。
この項の最後に、もしあなたがビジネスで英語を使える様になることを目指すなら、事情トピックの半分をビジネス関連にしてみましょう。半年後には、Wall Street Journalでもだいぶ読みこなせるようになってる筈です。
イメージや感性を使って英語で考える
英語学習のコツ【その4】
会話中に日本語で考えず、英語で考えるトレーニング
英会話が苦手な人が上手く出来ていないことは、物事を日本語で考えてそれを英語に翻訳していることです。これでは、会話のスピードについていけません。大切なことは、「全て英語で考える」ことです。
では、どのようなトレーニングをしたら良いか?やるべきことは簡単です。
あなたは、日本語で会話をしている時も、無意識の内に頭の中にある「感性やイメージ」を「言葉(日本語)」として表現しています。このリンクを「感性やイメージ」と「言葉(英語)」に変えてあげるだけです。
英単語や英文を覚える時に、日本語で覚えることを止めましょう。ご自身が頭の中に持っている「感性やイメージ」で英単語や英文を覚えるようにして下さい。最初の内は、どうしても「言葉(英語)」を「言葉(日本語)」に訳して覚えてしまうでしょうが、慣れてくれば必ず出来るようになります。知らない単語を覚える際も、英英辞典を使うことをオススメします。英語学習に出来るだけ日本語を介さないようにしましょう。
できるだけ多く英語を聴く
英語学習のコツ【その4】
英語が聞き取れる耳を鍛えるトレーニング。
「王道に近道なし」
英語を聞き取れるようになるためには、とにかく英語を空気のように浴びるくらい聴くしかありません。これは英会話が出来るようになるために絶対に避けて通れない練習です。
一番いい練習方法は英語の映画やドラマを毎日観まくりましょう。字幕ありでもいいです。とにかく、1日1本のノルマを課して、英語の映画かドラマを観ましょう。この練習方法を批判する人がいます。多くは「聞いてるのではなく字幕を観てるだけ」という意見。ただ、聴き取れるものだけを聞いていて上達があるでしょうか?英会話はスポーツのトレーニングと一緒です。上達のためにはより難しいテクニックを身につける必要があります。テニスでゆっくりなボールだけを打ち返していては、スマッシュを打ち返せるような動体能力を鍛えることは出来ません。英語も同じ。いつかは映画を聴き取れるようにならなくてはいけません。そのためには、ゆっくり話している英語教材で英語を聴いていても永遠に本当の英語を聴き取れることはできません。
オススメは、先ずは日本語字幕付きで良いので本物の英語に慣れましょう。ある程度慣れてきたら今度は英語字幕で映画をみましょう。理解できない英語が急に多発するでしょう。ただ、全く問題ありません。映画は動画ですので、言葉で理解できなくても、俳優たちのジェスチャーや口の動きで内容を理解することに努めて下さい。これが英語上達の重要なコツです。
最終的には字幕なしで映画を観れるようになりたいところですが、それはちょっとハードルが高いことも事実。焦らず、暫くは英語字幕で映画を観続けて、それにもだいぶ慣れてきたら、字幕なしでの映画にチャレンジしましょう。
私が学生の時は、今のような便利なサブスクリのVODサービスなどはありませんでした。日本で買う映画ビデオでは日本語の字幕しかありませんでしたので、アメリカで中古の安い映画を大量に購入して、英語字幕で映画を観たものでした。
今はHuluで日本語字幕、英語字幕、日本語英語同時字幕、字幕なしを簡単に切り替え、自宅にいながらインターネットで月額定額かつ低料金で映画を観ることができます。高い英語教材を購入する必要はありません。Huluで好きな映画を楽しみながら英語を上達させましょう。
できるだけ多く英語を話す
英語学習のコツ【その5】
英語を話せる口の筋肉と脳を鍛えるトレーニング。
「王道に近道なし」
聞き取りのトレーニングと同じく、話すトレーニングも英会話が出来るようになるために絶対に避けて通れない道。頑張って鍛えましょう。
このトレーニングはとにかく英語ネイティブと話をする機会を作るしかありません。だいぶ以前は、英語教室に通わないと英語ネイティブと話す機会はありませんでしたが、英語教室は料金も高額で週1回教室に通う程度では英語を話す量が全く足りません。今は家や学校や会社近くのカフェで英語ネイティブのレッスンを受けたり、オンライン英会話のサービスもあります。また、Clubhouseという会話ができるSNSサービスもあります。とにかく出来るだけたくさん英語で会話をする機会を作りましょう。
間違えを恐れないが、必ず訂正するプロセスを作る
英語学習のコツ【その6】
正しい英語を話せるようになるためのトレーニング
英語上達は、次の3つのプロセスの繰り返しです。
- 英語を学ぶ
- 英語を使う
- 間違えを修正する
まずは次の例を見てみましょう。
もし外国人が日本語で、
「僕は明日友だち一緒に映画館に映画を観る行く予定です」
という内容を言いたい場合に、
「僕、明日に、友達、映画映画、映画を、観る、です」
と言ったとしたらどう感じるでしょうか?意味は分かりますが、正直、流暢な日本語には聞こえないのではないでしょうか?これを「通じるだけの下手な日本語」と定義しましょう。この程度の語学力だと、簡単な内容は伝えられますが、ちょっとでも複雑な内容になると伝えることは出来ず、誤解が生じることも多いでしょう。また、日本語が下手な外国人と話をすることを敬遠する日本人もいるかもしれません。
英語でも全く同じことが言えます。
SNS等で日本人が英語でコメントを書いていることをよく見かけます。非常にきれいな英語を書いている人もいる一方、上記のような「通じるだけの下手な英語」の人も少なくありません。複雑なことは伝えられませんし、誤解も多い。また、英語ネイティブからちょっと面倒くさそうな態度を取られることも無いとは言えません。
言語は通じることが最も重要です。先ずは下手でも全く問題ありませんので、恥ずかしがらずに積極的に英語を書いたり話したりしましょう。ただ、下手なままでは、前述のような状態から脱却できません。
複雑な内容も正しく説明でき、英語ネイティブの友だちが増えるよう、きれいで正しい英語を目指しましょう。
練習方法ですが、自分では正しさをチェックすることはできません。英語ネイティブに間違いを指摘してもらうしかありません。英語学習のコツ【その5】で書いたような英会話レッスンを受け、英語ネイティブの講師に言葉の間違えをしっかり指摘してもらうようにして下さい。
以上が6ヶ月で英会話が出来るになるための効率的な英語学習方法です。
英会話が出来るようになり、皆さんの人生に素敵な思い出が増えることを願っています。
makoto
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